フォトブック発売イベント

2月2日 紀伊國屋書店グランフロント大阪

 

荒木さんのフォトブックが1/27に発売され、秋葉原、渋谷、大阪と三ヶ所でイベント開催されました。

私はどうしても休みが取れなくて東京は行けないので…

弾丸日帰りツアーで大阪に参加することにしました。

1冊で握手

2冊で握手+生写真(5種類あって選べる)

3冊で握手+生写真+サイン(予め書いてある)に名入れ

 

3冊でしょ、これは。

 

荒木さんは雲の上の人という印象で、舞台の上で役を演じてるところが見られるだけで幸せと思っていました。

それがたまたま抽選で当たるというサイン付きブロマイドが当たってしまい、直筆サインを手に入れることが出来たのです。それだけでも天にも昇る気持ちでいたのに…

会える、握手出来る、お話出来る、その上名前を書いてもらえる?!

そんな機会があるなんて!

 

今は荒木さんデビュー15周年のイベントのさなかで、昨年6月のバースデーイベントに参加したのですが…

役じゃない荒木さんは大変可愛らしく、でも真面目で、ファンを大切に思っているのが伝わってきました。

役者さんとして魅力的で人柄も良いなんて、惹かれるに決まってます。

 

で、一番最初に書いたように、三ヶ所あるうち行けるのは大阪…

そりゃ悩みました。

つい半月ほど前には、歌合大阪公演二公演行っちゃったし(記事書いてなかった…)、握手会と言っても(他で参加したことあるけど)ホンの一瞬で剥がされちゃうし、そんな一瞬の為に大阪へ行くのか?と。

でも悩んだのも一瞬で、直ぐに行こうと思いました。

こんな機会があるのも今だけかもしれない。次に、なんて思ってたら、自分が行けない状況になっちゃってるかもしれないし。

で、3冊券取ってしまいました。

 

しかし!私は握手会等で、何枚もチケット持ってて何回も並んで握手するということにまで、頭が回りませんでした。

今までも1回のイベントで1回しか並んだことがなかったので、全く思いもしませんでした。

荒木さんのファンの方、本当に凄いなと思った。

 

確かに1回だけと思えば(それも一生に1回の気持ち)何を伝えようかすごく考えます。限られた数秒で、思いを全部伝えるなんて出来ないから。1番伝えたい強い思い。

なんだろうなって当日も、それこそ会場に着くまでもずっと考えてました。

大まかに言えば3つ。

1.大好きです

2.感謝

3.頑張って

これだって荒木さんのどんな所が好きか、どの役が好きか等細かく言えばたくさんありますし、今回のイベントやってくれたことも含め、楽しくて幸せな時間をたくさん貰えたことがありがとうだし、これからもずっと応援していきたい、役作りなどで結構厳しめの身体作りなどしたり、夜中まで起きて作業してたりと無茶している雰囲気はあるので、体に気をつけて頑張って欲しいと思う。

そんな色んな思いを5秒くらいでは上手く伝えられないから、1番に伝えたいことを考えました。

 

結果、たくさんの思いは手紙に書きました。今までも手紙を書いたことはあったけど、今までにないくらいの枚数になりました。

で、直接伝えるのは荒木さんの演じる青江が大好きで、歌合が素晴らしかったことにしました。

演じる本人に直接、青江が大好きと、歌合の青江が素晴らしかったと伝えられるのは終わって間もない今だけだなと。

 

で、実際なんですけど…

着いて並んでいる時は緊張してるけど色々考えられてました。まずお疲れ様ですって言って、荒木さんの青江が大好きで、歌合素晴らしかったですって。素晴らしかったじゃなくて最高でしたって?いや、歌合の青江がすごく良かった?

うーん、まとまらない。

あとは伝えたいことはたくさんありすぎて手紙に書いてきたので、読んでくださいねと。どの手紙が私のか分からないから、私からの思いは直接は伝えられないけど…仕方ないか。

なんてぐるぐる考えて少しずつ前に進んで、列の先頭になったら手の消毒をして、先に進むと手荷物を預ける所になりました。

更に金属探知機でボディチェックされ先に通されると…

とても狭い部屋に荒木さんがいる…(ついたてで仕切られその先が何だかわかってなかった)

え、もう次じゃないか。心の準備という物が出来てないよ。

そしたら前の人終わっちゃって、どうぞってスタッフさんに促され荒木さんの前に立つ。

予め書いていた、名入れ用の紙を荒木さんが受け取り「〇〇さん」と私の名前を呼びました。

荒木さんに名前を呼ばれる、いや、名入れしてもらうから当たり前と言えば当たり前なんだけど、呼ばれると思ってなくて、まさか荒木さんの口から、荒木さんの声で、私の名前を言われるなんて。

そこでもう、頭が真っ白。一応名前を呼ばれた時、はいって返事をしたけど…

あんなに色々考えてたことが、一瞬で消え去った…(荒木さんは名前を書いてた)

1秒位のことだと思うけど、無言…

でもこのままでは一言も話さないまま終わってしまうと、ポンコツな私の頭でも思いつき青江が好きだと言わなきゃって思い出しました。

どのタイミングか定かではないけど荒木さんが手を差し伸べてくれたので握手。多分会話の始まる前だったかなぁ。両手握手で話してる間はずっと握っている…私も手ぶらだったから両手で握り返せました。

「私、荒木さんの青江が大好きで、歌合とても良かったです」あ、とても良かったなんて言ってると思ったけど言っちゃったからもう戻せない。

「ありがとう」って多分言ってくれたと思う多分。

で、もう時間かなと思ったけど剥がされないので、「私今日、〇〇から来たので…手紙書いてきたから……読んで下さい」あれ?私何言ってる?直前に思ってた手紙に今日〇〇から来たって書いたから、それを言ったら読んだ時に一瞬でも「そう言えば〇〇から来たって人がいたな」って思ってもらえるかなぁ、なんてこと。

それを最初に言っちゃってるよ。その上伝えたいことは手紙に全部書いてきたとかも言ってないし、オマケにしどろもどろで、荒木さんのリアクションが「おい、大丈夫か?大丈夫?」って雰囲気で。

私が言い終わる頃にお時間ですって言われた気がするけど…荒木さんはまだ手を離さず

「分かった、後で読むね、ありがとう」って的確な返事をしてくれた。

そこで終了し、本と写真を受け取り外へ。

 

終わった…

思ったより長く時間があったと思う。

私の思う握手会って

対面→お話(10秒くらい?)→握手→終わり

だったので、お話中ずっと握手しているのは予想外。

荒木さんは終始ニコニコと笑顔でずっとこちらを見ていたと思う…

思うというのも、私は最初と最後は荒木さんの顔を見て目も合ったけど、話している時はあまりにも夢中で荒木さんの顔は見られず、握ってた手を見てしまって。だからその間の荒木さんの視線なんか分からないけど、前の人の様子を見る限り荒木さんはファンの人をずっと見ていたから。

一生舞台上の荒木さんを見ていくと思ってたのに、目が合い、荒木さんが私を認識して、そして名前を呼んで書いてくれる。私の支離滅裂な話を真剣に聞いてちゃんとそれに応じた返事をしてくれる。そして握手した!!

夢みたいな時間だった。

大阪滞在が2時間でも、会えたのがたった10秒だったとしても、行って良かった。

 

荒木さんを知った最初の頃はオシャレで個性的で、ちょっと怖そうで、取っ付き難い難しい雰囲気だと思ってました。

でもブログとか読むと真面目でストイック。役に向き合う姿勢が真剣で、ちょっと不器用な故真面目すぎる感じにも思えました。

でもイベントで知る荒木さんは真面目で優しく、ファンを大切にしている人でした。

 

荒木さんの手はとてもあたたかくて、優しかった。

つい10日ほど前までは青江で刀を握ってた手を、間近で見て触れることが出来たのは一生の思い出です。

ホントにホントに感謝の一言。

ファンになって良かったです。